鍼灸院案内 guide
理念 ideal
近年 西洋医学の目覚しい発展によって、細菌、ウイルスによる感染症や外傷など、外科的処置を必要とする急性疾患や、数多くの領域において、私達は多大な恩恵を受けてきました。
しかし、未だに多くの人々が様々な病に苦しめられている事実も見逃すことができません。
私達の人生のなかでは、様々な出来事があります。
仕事 学校 勉強 生活 食事 性格 遺伝 家庭 気候 行事 事件等 これらは、うまく回っていれば問題ないのですが、毎日の生活リズムの中で、何処かに無理が生じ、全体のバランスが崩れると身体の状態を正常に維持する機能に、小さな異常が現れてきます。
その異常が、どんどん大きくなって、免疫力の低下や過剰、自律神経・内分泌(ホルモン等)の乱れ 筋肉の硬化、緊張、緩み、身体の歪み、血液の循環障害、冷え、うっ血、気(エネルギー) の不足や停滞など「自然治癒力がうまく働けない状態」を表してきます。
これらは、相互につながって身体のバランスを崩し様々な身体の異常を表します。
これらの異常によって発症してくるのが病気や症状なのです。
当院来院時には、ただ漠然と治療を受けるだけでなく, 自分の病気は一体何が原因で起きているのか？ なぜ、このツボに刺すのか？ こうした質問があれば、遠慮なく質問して頂きたいと思います。
それらを知ることによって、将来の病気を予防することが出来、また、東洋医学の知識を学んで頂くことによって これらの治療法の啓蒙活動にもつながり、また、より多くの身体の不調を訴えている人々の救いにもなると考えています。
日常生活の多種多様な状態から発症する諸疾患の改善こそ、鍼灸治療本来のあるべき姿です。
施術者プロフィール
1995年 中国鍼灸研修時
１９９０年 明治鍼灸大学 (現 明治国際医療大学) 卒業
徳島県池田町 宮佐医院 勤務
〃 経絡治療、良導絡自律神経療法等、各流派、各研究会に参加開始
１９９５年 上海中医学研究所研修
〃 北京薬科大研修
〃 鞍山市中医院研修 修了
１９９６年 長野式鍼灸治療法の価値を認識
１９９７年 鍼灸 東洋メディカル開院
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現在 愛媛県四国中央院・徳島県三好院 鍼灸師
長野式臨床研究会 四国支部長・講師
診療について
当院では、まず「脈」を診ていきます。 脈はただ打っている速さを診るだけではなく、脈の深さ、強さ
幅、波形などを総合的に診ます。これらによって、心身の今の情報をリアルタイムで把握できます。
また鍼が効いているかどうかということも確認できます。
続いて腹診や背中、手足、首などを診察し、総合的に心身の状態を把握していき、これらの情報に基づいて治療を組み立てていきます。